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第10回日本脳神経HAL®研究会が開催されました

第10回日本神経HAL研究会

12月4日に「第10回日本脳神経HAL®研究会」が開催されました

昨年はZoomのみの開催でしたが、今年はリアル+Zoomのハイブリッド開催となり、現地でのエネルギーを感じつつ、福岡からも参加することができましたので、大変貴重な経験となりました。

 

現在も全国でたくさんの研究がされており、日本のサイバニクス医療は日々進化しております。
実際にリハビリテーションに取り組まれている、多くの事例を研究会にて共有させて頂けた事は、我々リハビリテーションスタッフの大きなエネルギーとなりました。

 

簡単に本年の研究会の内容をご紹介させて頂きます。
午前中は、長年HAL®の研究に携わってこられた3名の演者による特別講演でした。

 

筑波大学サイバニクス研究センター研究統括であり、CYBERDYNE株式会社代表取締役社長である、山海嘉之教授からはサイバニクス医療にかけてこられた熱意を届けて頂き、医療と生活をつなぐ多くの取り組みが日本だけでなく、世界中で今現在進んでいる事を実感させて頂きました。

 

新潟病院院長の中島孝先生からは、これまで携わってこられた、神経・筋疾患における臨床経験の報告や、新薬とHAL®の複合療法のご報告。さらには、多発性硬化症やギランバレー症候群といった、まだまだ全国的には事例が少ないHAL®の報告も聞かせて頂く事ができました。

 

午前中最後の講演は、脳卒中HAL®のパイオニアである福岡大学医学部脳神経外科の井上亨教授の講演でした。
福岡大学にHAL®を取り入れ10年という貴重な臨床経験をお話頂き、脳卒中はもちろんのこと、最近注目度が高まっているパーキンソン病に関する臨床経験のご報告。またこれから大変重要になってくるフレイル予防における腰HAL®の有用性についてのご報告は大変勉強になりました。

 

介護予防・フレイル予防の一環として、各自治体と協力したHAL®の取り組みも始まっています。
当施設においても、多くの方にHAL®を体験して頂けるように、新プログラムの開発も進めております!!
是非ご期待ください!!

 

午後の部は、全国各地で活躍中の医師や療法士が実際関わった、HAL®に関する研究発表が多数あり、大変有意義な時間でした。
1つ1つの発表から、患者様に係る医療チームの熱意と「よくなりたい」と願うお一人お一人のストーリーが感じられ感激致しました。

 

お一人お一人のお身体の状態が違い、感じる体感も異なります。
一様に「効果」をお伝えすることは難しいですが、
受傷や発症から年数が経過していても、進行性の病気であったとしても、たとえ医師から「もう歩けません」と言われた方であっても・・・
お身体が変化していく可能性が十分にある!!その事を実感させて頂きました。

 

患者様のそのお気持ちに、スタッフ一丸となって取り組んでいきたい!!
そう思った1日でした。

お一人お一人の目標とその先の未来を一緒に目指せるように

これからも福岡ロボケアセンタースタッフ一同、日々研鑽を積んでいきたいと思います!!!!

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