トップ > 読み物 > 脳梗塞の基本知識 > 脳梗塞・脳出血の重度麻痺のリハビリステップ
指が動かない、肘が伸びない、肩が上がらないといった脳卒中後後遺症の重度麻痺にあたる人は、
急にリハビリをしようとしても痙縮や拘縮が強く、うまくできないことがしばしばあります。
重度麻痺の上肢機能がよくなってくるのには、順番があります。
はじめによくなるのは「肩」です。
まずはしっかりと肩関節周辺の筋肉を伸ばすストレッチから始めます。
機能改善を目指すのであれば毎日取り組んでいくことが大切です。
上肢重度麻痺訓練の流れ 肩のストレッチから始めて、日常生活にも積極的に手を使うように意識します。 物を押さえるなど補助手のレベルを引き上げることを目指します。 1 肩と腕の運動 運動前の準備体操でもあるストレッチから始めて、筋肉を鍛える運動をします。 2 手と指の運動 手指を反り返すストレッチなどで関節や筋肉を伸ばします。 3 日常生活動作に取り入れる 日常生活の中にも訓練の要素があります。 1や2の運動メニューに加えて生活の中で使える手を目指します。
当施設ではお困りの日常動作を共有していただき、まずは1の肩と腕の運動を以下のプログラムで行っていきます。
【当施設の機能改善プログラム】
単関節HAL®(肘タイプ)を装着し、肘の屈曲と伸展の動きをサポートしていきます。
モニターを確認しながら肘の曲げ伸ばしを行うことで伸ばすときの動きや、曲げるときの動きを再学習していきます。
HAL®を装着した状態で、テーブルを拭く動作や肘を伸ばして遠くのものを取る動作などを組み合わせて行うこともできます。
またベット上で寝た状態や、座った状態でも行うことができ、座った状態でも腕の重さを吊り具で軽減していくことで、肘の曲げ伸ばしの動作に集中していくことが可能です。
弧を描くように一方方向に動くピラティスの器具のバーによって、肩関節周辺のストレッチや筋力トレーニングを行います。
またベット上で寝た状態や、座った状態、立った状態でも使用ができるので、個人のレベルにあった状態で実施することが可能です。
その他、当施設のプログラム時以外ではその方にあった自宅トレーニングメニューを毎日行っていただき、
自宅トレーニング表にチェック✓をしていただきます。
そうすることで毎日動かす機会を作っていくことを大切にしています。
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当施設では一人一人の身体状況や目標に合わせ、その方に最適な方法を提示し、
自己選択することで個別性を大切にした運動・指導を提供いたします。
●麻痺によって日常生活に支障がある方
●今の日常動作をもっとスムーズに行いたい
●痛みなどで動きに支障がある方
まずはお気軽にお問い合わせください。
日常生活の再獲得からその先の笑顔へ
~自分の目標に向かうオーダーメイドリハビリサービス~
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