トップ > 読み物 > 症例紹介 > 【事例紹介2】脳出血50代男性へのHAL®によるリハビリ事例~家族の気持ちに応えたい~
脳出血発症から1年半、麻痺側上肢を使用することが出来ず、歩行では杖を使用しての歩行。
麻痺足では踏み込むことが出来ず、歩行速度もゆっくりな歩行でした。
また麻痺側上肢の肘は曲がり脱力するのも難しい状態でした。
ご家族からの進めでリハビリ開始を決めプログラム体験に至りました。
初回プログラムでは、身体評価に加え単関節HAL®(肘タイプ)と下肢HAL®を使用し歩行訓練を行いました。
麻痺側上肢では肘を曲げる方の筋緊張が高く、逆に伸ばす方の筋緊張が低下しており、全く肘から下を動かすことが出来ず、手指の感覚もない状態でした。
単関節HAL®(肘タイプ)を装着しモニターを確認した際には上腕三頭筋の筋緊張が乏しく、わずかな生体信号すら読み取れませんでした。
下肢HAL®装着では生体信号はしっかりと読み取れておりましたがご本人様が左手を良くしたいとの強いご希望がありましたので、ご本人様の気持ちと理学療法士や専門トレーナーで話し合い、
最初は徒手でのリハビリやピラティス器具を使用したリハビリプログラムをはじめる事となりました。
ご本人様の希望として手を使えるようになりたい!というお気持ちが強かったので、
まずは弧を描くように一方方向に動くピラティスの器具のバーによって、肘の曲げ伸ばし訓練を行いました。
ここではHAL®のモニターによって電極の有無や出やすい位置などを探っていき、得意な位置から訓練することで
生体電位が出るようアプローチを続けました。
歩行練習でもまずは座った状態で麻痺側側に体重を乗せる練習、膝立ち、立った状態とレベルを上げて
少しずつ足先の位置を確認しながら正しい位置で体重を乗せる練習を行いました。
はじめは全く動かすことが難しかった肘が仰臥位で少しずつ動かすことが出来るようになり、曲がった状態から脱力することが
難しかったのも少しずつ脱力出来るようになりました。
歩行ではゆっくりではありますが、以前まではリハビリ中の歩行でも足先を気にしながら下を向いて歩くのが癖ついていましたが少しずつ前を向いて歩くことができるようになってきました。
プログラムを受けてみての感想は、まだ初めて1ヶ月ほどですが、リハビリは楽しいです。
人と関わることが好きなのでお話することも楽しいです。
靴を履くときに左足(麻痺側)でぐっと踏み込んで履けたことがありました。
前は上手く力が入らなくて出来なかったのに、やってみたらできました。
今後の目標は左手がよくなること。
みんな(家族)の期待に応えたい。という気持ちです。
▶【事例紹介1】脳梗塞女性へのHALⓇによるプログラム事例 | (beyond-reha.com)
▶利用者様の声 ~その1脳梗塞・脳出血編~ | (beyond-reha.com)
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