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福岡新水巻病院の理学療法士の方々に腰HAL®の装着体験を実施

こんにちは、ビヨンド・リハビリ福岡スタジオ／福岡ロボケアセンターです。

当施設では足全体に装着して歩行練習を行う下肢HAL®、足首や肘、膝に装着して関節を動かしていく単関節HAL®、腰に装着して立ち座り動作練習を行う腰HAL®の3種類のHAL®があります。その中でも腰に装着して立ち座り動作練習をする腰HAL®の装着体験を行いました！

今回は福岡新水巻病院のリハビリテーション科にお邪魔して理学療法士9名に体験していただきました。

まずはどういう効果があるのか？を理学療法士の皆様に知っていただきました。

《腰HAL®の特徴》

腰HAL®は足腰の筋力や体幹の筋力が低下した方々が装着して立ち座り動作を繰り返し練習することにより足腰や体幹の筋力強化を促し全体の身体機能の向上を高めることを目的とする装着型サイボーグです。
腰HAL®は脊柱起立筋に貼った電極を通して、脳から筋肉に送られる信号を読み取ることができるので装着者の意思に沿った動作が実現されるため、腰HAL®を外した状態でも日常生活の活動度を高める事が期待できます。

《腰HAL®を使用することで期待できる効果》

・立ち座り動作のふらつきの軽減

・立ち座り動作がしやすくなり、回数増加に伴い足腰や体幹筋力の向上

・起立保持や歩行が安定し、転倒防止や介護負担の軽減

次に実際に装着していただき立ち座り動作や歩行、階段昇降をおこなっていただきました。
初めて使用する際は身体の動きとなじむまで戸惑うこともありますが、数分間使用するとだんだんと馴染んできます。

体験していただいた理学療法士の方に感想を聞くと、
「立ち上がる時におしりを前に押し出してくれるような感覚」
「身体を起こそうと背中に力を入れるとグッと背中が引っ張られるような感覚」と腰HAL®のアシストを体感して頂けたようでした。

ケガや病気などで身体に障害がある人や障害の発生が予測される人に対して、座る、立つ、歩くなどの基本動作能力の回復や維持はとても重要です。
腰HAL®は足腰の筋力や体幹の筋力が低下した方々でも装着してHAL®からアシストをもらうことで、立ち座り動作やスクワット動作を繰り返し行うことができます。
また前傾姿勢から上体を起こす動きの中でHAL®を装着することで骨盤を立てた状態を保持しやすくなり、体幹筋力の向上も促すことができます。
体幹筋力は足や手の動きの根元であり、あらゆる動作を行う上でとても重要になりますので、体幹筋力の向上は日常生活の活動能力を高めるためにとても重要になります。

当施設では腰HAL®を装着し、座位から上肢リーチ動作訓練や、立ち座りの訓練を行うプログラムを実施しております。
腰HAL®についてもっと詳しくお話を聞いてみたい方や、効果を試してみたい方がいらっしゃればいつでも
ビヨンド・リハビリ福岡スタジオ／福岡ロボケアセンターまでご相談下さい。